SWEET BITTER HARAJUKU
【祝勝利】K-1松谷綺選手vsぱヤーフォン選手【観戦記】

本日は7/17(月)K-1両国大会へ足を運びました。 目的は松谷綺選手(ALONZA)の応援です。 SWEET BITTER STUDIO(MUGEN MARTIAL ARTS )も昨年から応援をさせていただいている選手です。 結果からいうと、延長戦での判定勝利。 個人的には本戦での勝利もあったかなというくらいの明確な勝利でした。 マネージャーは松谷選手のルックスもキラーではありますが それ以上にその戦い方に魅せられている一人です。 一方、相手のパヤーフォン選手も素晴らしい選手で、K-1女子選手の中では松谷選手の次に好きなファイターです。 なのでこの二人の戦いは、心境複雑な人って世の中の格闘技ファンには多いのではないかなと思います。 詳細は省きますが、「クリンチのない高度な女子の試合」をこの二人なら実現してくれるという期待もあり、あくまでもマネジャー個人の価値観的には「事実上の女子アトム級テクニシャン頂上決戦」です。

松谷選手、やはり入場に華があります。 SWEET BITTER 提供のガウン着用も嬉しいところです。 パヤーフォン選手も凛々しくて、期待に胸が高まります。 実はマネージャーの奥さんと5歳の娘も、松谷選手の大ファンです。 一緒に松谷選手応援Tシャツを着て気合を入れて会場に来ました。 "松谷綺選手必勝" 祈るように開始のゴングを聴きました。

冒頭に書いたように、松谷選手の完勝でした。 前述したように、マネージャーはぱヤーフォン選手のファイトスタイルも好きです。 しかしながら、今回は戦術的にもパフォーマンス的にも松谷選手が完勝しました。 判定で一つパヤーフォン選手に入ってましたが、部分的なインパクトで一つ取ったのかなと思います。 しかしながら、松谷選手の「目」はしっかりとゲームを支配していました。 パヤーフォン選手は一撃力のある蹴りの間合い。 松谷選手はそのロングレンジの蹴りを受けた後の、パンチとショートの蹴りの間合い。 この「後の先」の支配によって、後半はもうパヤーフォン選手に攻め手は無くなっていました。 "ボクシングができるかどうか" ここが勝敗の分かれ目となりました。 右ストレートの角度、フックの当て方、また"キワ"の左のパンチはしっかりと「ボクシング間合い」のアドバンテージを綺選手は発揮できていました。 彼女の1R2分30秒あたりの1・2・左ボディーからの右のミドル。 この辺りでこの試合の流れは見えたかなと思いました。 また、延長戦では"「フルコンタクト空手」の空間密度支配も大きく影響しました。 K-1チャンピオンの与座選手もそうですが、フルコンタクト空手のショートレンジの軸の強さと連打力は、本当に強いです。 ただ、両選手にとって良かったのは、クリンチがとても少ないクリーンなファイト。 観客的にもとても面白い試合でした。 女子ファンも夢が持てる試合だったと思います。

改めて、松谷綺選手、おめでとうございます! 明らかなレベルアップでしたし、去年6月のRING OF VENUS vol.1当時(パヤーフォン選手優勝。初代チャンピオン)よりも、格段に強くなっている印象です。 次はいよいよ、2代目チャンピオンの菅原美優選手へのタイトル挑戦でしょうか? 今日の菅原選手の試合も観ましたが、クリンチもなく、非常にボクシング能力が非常に向上していました。 ボクシングIQが非常に高い試合でした。 これに松谷選手がどのように挑むのか、非常に期待度の高い試合になりそうです。 やはりK-1は打撃の代名詞。 ハイレベルな打撃の応酬が見せてもらえるのが、一番の醍醐味です。 個人的には松谷選手、菅原選手、両者は前哨戦いらないかなと思います。 このまま即、秋または12月頃に実現してほしいです。 松谷綺 vs 菅原美優II 絶対に前戦よりも高度な試合となること必至です! しかし、松谷選手、カッコよかった!! うちの娘、帰宅してからも何度も大喜びです!